理学療法士の松本です。
前回ブログの理学療法士五十嵐さんにお声がけを頂きまして、今回はイムスリハビリテーション学会について書かせていただきます。
今回、3年目以下を対象とした育成演題の枠に参加させていただき、1年目の時に担当した患者様についての症例報告を行いました。その患者様は、原因不明のめまいによる高頻度転倒を呈し、めまいの原因の究明と自宅退院のためのリハビリテーション・環境調整を目的に入院されていた方でした。めまいの発症起点を評価した結果、椎骨脳底動脈循環不全の特徴と一致していることを発見し、循環器の退院支援として使われるRiegelらのセルフケアプロセスの枠組みを応用し退院支援を行わせていた過程を発表させていただきました。
質疑応答の時間が7分間だったのですが、短く感じてあっという間に終了しました。たくさんの人から意見をいただけたことに感謝します。とても良い勉強になりました。
【左:松本 右:五十嵐】