みなさんこんにちは。リハビリテーション科作業療法士の坂元悠太です.私は,2023年11月10日から11月12日まで沖縄コンベンションセンターで開催された第57回日本作業療法学会で口述発表をしていきました.
発表内容は,肺炎後廃用症候群や白内障を呈して,「目が見えないので何をするにもだめ」と語り臥床傾向であった患者様に対して,過去に楽しんでいた作業について聴取することができる余暇活動の楽しさ評価法を実施したことで,日中に楽しんで作業を行うことが習慣となり,元々悲観的であった患者様から「退院後もこれ(作業)は続けたい」と笑顔がみられるようになったというものでした.私自身,今回の事例を通して作業療法士として患者様の作業に焦点を当てることや,患者様と一緒に楽しめる作業を見つけて実施していくことの大切さを強く感じました.
発表の時にはとても緊張しましたが,学会参加者の方々からもたくさんの質問を頂き有意義な質疑応答ができたと感じています.今回の日本作業療法学会参加を通して新たな知見や私自身の臨床にもすぐに活かしていけることができる内容をたくさん知ることができて参加することができて良かったと思いました.ありがとうございました。