今回は、9月22日~24日に東京で行われた第51回日本作業療法学会に参加したのでご報告させていただきます。
今学会のテーマは、「作業療法の挑戦~多様化するニーズに応える理論と実践~」で、団塊世代が後期高齢者となる2025年に向けて生産労働人口の減少、要介護者、認知症の方の増加等、地域の課題は山積みしており、地域で支えるための地域包括ケアシステムの構築は課題になっています。演題の多くも生活行為向上マネジメントや地域の発表も多くありました。
当院からも丹野・朝倉がポスター発表という形で参加しました。
「“夫婦で一緒に取り組む”意味の継続ができた一例」というテーマで発表しました。早期より家族を巻き込みリハビリ参加を促したことで、一緒にできる作業は少なくなっても夫婦の時間を過ごすことの大切さに気付き、満足度の向上に繋がったことを発表しました。発表準備をはじめ、多くの方に助けられて形にすることができたと思います。
今後も、日々の臨床の中から多くのことを学び、後輩指導や自身の成長に繋げていきたいと思います。