3月に入り、日差しも強くなり何となく春らしくなってきたかと思えば、急に冷え込んだり気温の変動が大きい時期でもあります。三寒四温とは元々、中国北東部や朝鮮半島での冬の気候を表す言葉だそうです。そのあたりの冬の気候はシベリア高気圧の影響で寒気が周期的に入れ替わるとのこと。そのような寒暖のメリハリがある様子を表した言葉のようです。日本における春先の気候に近いことから、この時期を表す言葉として使われるようになったそうです。
さて春の話題と言えば、先日テレビで高校の入学試験が行われたとのニュースを見ました。もうそんな時期なるのかと考えながら、ふと昔の事を思い出してしまいました。
思い起こせば今から25年前、私も緊張しながら志望校に試験を受けに行き、今まで感じた事のないような大きな不安を抱えながら帰路についたことをぼんやりと覚えています。その時は、人生の岐路であり、結果によって今後を左右する一大事だと、子供ながらに意気込んでいたような気がします。
高校時代というのは、人生の中でも、勉強や部活、遊びに恋愛など忙しい時期でもあります。現在では高校を卒業する18歳になれば選挙権も手に入れ、大人として扱われる事になり、自分は大人?子供?と悩みも多い時期なのではないでしょうか。(自分は完全にコドモでしたが・・・笑)
40歳を過ぎ思い返してみると、若いころのことは考えるだけで恥ずかしい事ばかりで、胸を張ってお話できるようなものは一つもありませんが、10代～20代の青春時代は楽しい事、辛いことが周期的に訪れて、実に忙しく充実した期間なのではないでしょうか。あの頃は楽しかったなぁなんて、ニュースを見ながら昔の事を思い出してしまいました。そしてちびちびと酒を飲みながら、今後の日本を支えていく若者にエールを送りました。頑張ればきっといいことあるさ。人生の春も三寒四温で寒い出来事よりも心温まる事の方が少しだけ多いと祈るばかりです。
次回は理学療法士の若松です。おたのしみに!!
