札幌市内は桜も散り始め、徐々に夏の様な気温の日も増えてきました。
当院の周りも桜は散ってしまいましたが、チューリップやすずらん、つつじなどがきれいな花を咲かせています。
大通り公園ではライラック祭りが始まりました。札幌市を象徴する木であるライラックは、フランス原産の木で、香りが良いことから香水の原料とされることもあるそうです。
この時期に時折『リラ冷え』という言葉を聞く事があります。“リラ”はフランス語で、ライラックのことを言います。リラ冷えとは、ちょうどライラックの花が咲く頃に、オホーツク海高気圧の影響で、冷たい空気が北海道に流入し気温が下がることを表現しています。
リラ冷えという言葉を作ったのは、榛谷(はんがい)美枝子さんという北海道の俳人の方だそうです。1960年に詠まれた「リラ冷えや 睡眠剤は まだ効きて」ライラックの花が咲いた頃肌寒かったことから、「リラ冷え」を生み出したということだそうです。
最近は暖かい日が続いていますが、その言葉のようにまだまだ肌寒い日もある時期です。 寒暖差により体調も変化しやすくなります。皆様も体調管理に気を付けてお過ごしください。
次回のブログは理学療法士の土岐です。よろしくお願いします。
