言語聴覚士の高橋です
冬のイベント、雪まつりも終わり、あとは春が来てくれるのを待つだけ!
春も色々とイベントがありますが、今回は『ひな祭り』について調べてみました。
ひな祭りは春の訪れを祝う意味もあるので、立春を過ぎたころに飾りはじめ、ひな祭りがすんだ翌日には片付けるのが良いとされているそうです。
よく「早くしまわないと、嫁に行きおくれる」と聞きますが、その裏にはさまざまな意味があるようです。
1.ひな人形には、わが子の厄や災いを引き受ける役目があるので、いつまでも身近に置いておくと幸せな結婚もできないと考え、早く片付けて災いを遠ざけたほうがいいとされました。
2.片付けが面倒だとずっと飾り続けていれば梅雨も近づいて、カビの心配も。そこで、“片付けも満足にできないようではきちんとした女性になれず、いいお嫁さんにもなれない”と考え、早く片付けるようしつけました。
3.婚礼の様子を模したひな人形は、娘の結婚になぞらえることができます。早く飾り出すと「早く嫁に出す」、早くしまうほど「早く片付く(嫁に行く)」ととらえ、早くおひなさまのような幸せな結婚ができるよう願いました。
私も小さい頃から「お雛様片付けないとお嫁に行けないよ!」と両親に言われ過ごしていましたが、このような意味があったのですね!
もう立春は過ぎたので、我が家も早速お雛様を飾りたいのですが、飾る場所を片付けるところから始めなくてはならず、なかなか腰が上がらないです。
ちなみに、時間がないときや湿気が多く片付けには向かないときは、ひとまず内裏びなを後ろ向きに飾り、「お帰りになった」「眠っていらっしゃる」と解釈すると良いそうです。
後ろ向きのお人形もちょっと恐いと思うので、やはりきちんと片付けるように心掛けようと思います……
さっそく患者様とお雛様を作りました!
次回は理学療法士の大場です