呼吸療法認定士

2018年1月19日金曜日

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私事ですが、かねてから興味を持っていた呼吸器分野のさらなる知識向上を目的として、今回、3学会合同呼吸療法認定士の認定試験を昨年の11月に受講させて頂き、無事合格することができました。
3学会合同呼吸療法認定士とは、3学会合同呼吸療法認定士認定委員会が創設した認定制度で、臨床工学技士、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士などの職種が呼吸療法を習熟し、呼吸管理を行う医療チームの構成要員を養成し、かつそのレベルの向上を図ることなどを目的としています。
呼吸認定療法士になるためには、学会に定められた講習会に参加して試験の受験資格を得て、なおかつ試験に合格・申請する必要があります。ゆえに簡単に取れる資格ではありませんが、年々資格習得者も増え注目を集めている資格の一つであると思います。
試験の出題範囲も
1.血液ガスの解釈
2.呼吸機能とその検査法
3.呼吸不全の病態と管理
4.呼吸リハビリテーション
5.酸素療法
6.人工呼吸器の基本構造と保守および医療ガス
7.気道確保と人工呼吸
8.NPPVとその管理法
9.開胸・開腹手術後の肺合併症
10.小児の呼吸管理
11.人工呼吸中のモニタ
12.呼吸不全における全身管理
と、呼吸器分野の多岐にわたる出題となっており、幅広い分野が問われる試験でした。人が生命を維持する為に欠かす事がないものが呼吸・循環であり、とても重要な分野であると日々感じておりますし、当院では特に高齢な方が多く、呼吸器単独の疾患だけではなく様々な疾患に複合して呼吸や循環動態が安定しない方も入院されております。
そういった当院の現状の中でその分野に関して少しでも知識を深めることができたということは自分にとって良い経験だったと思います。今後は資格習得に留まらず臨床の場面に自分の経験を活かせるよう日々精進し、患者様の助けになれればと思います。
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