突然ですが、普段の生活のなかで
「作業中にテレビが気になり、手が止まる。」
「歩行中に話しかけられ、立ち止まる。」
最近そんな経験をされた方はいませんか?それは“ながら動作”能力の低下が考えられます。
“ながら動作”とは「2つの課題を同時に行うこと=デュアルタスク」の事で、
『テレビを見ながら洗濯物をたたむ』『歩きながら今夜の献立を考える』なんてこともデュアルタスクといえます。
「そんな事は簡単だよ」と思われる方も多いと思います。しかし、“ながら能力”が低下することは高齢者の転倒の一因であると言われています。考え事をしながら歩いていたら、つまずいてしまったという様な経験があるかたは要注意です。
“ながら動作”能力を鍛える方法を簡単に紹介したいと思います。
『体を動かしながら、頭を使う事』が基本となります。
例えば、足踏みをしながら計算やしりとりをしたり…などがあります。
今月末に発行予定の当院広報誌である「こもれび VOL.12」にて、
リハビリ科コーナーでも紹介予定なので、みかけた方はぜひ手に取っていただければ幸いです。(当院のホームページからでもご覧いただけます。)
次回は理学療法士の松尾です。お楽しみに♪