言語聴覚士の福井と理学療法士の田井です。
先日7月29日に、イムス太田中央総合病院 リハビリテーション科技師長 早川 美乃里 先生を当院へお招きして、「食事」をテーマにご講演頂きました。
人にとって食事とは、「生きるための食事」(栄養摂取)という側面の他に、「脳のための食事」(味わい・楽しみ)さらには「他者と交流を図る」というコミュニケーションツールという側面もあると言われています。
その中で、如何に患者様に食事を楽しんで頂くかを考えさせられる講演会でした。
また「頭頸部顔面・口腔」にアプローチすることで、「姿勢」に良い変化をもたらすということも実技を交えてご指導いただきました。 言語聴覚士という職種以外のリハビリスタッフ(理学療法士・作業療法士)は、治療場面で顔に触れるということが中々ないため、実技練習は非常に貴重な経験となりました。
また講演会終了後は先生をお招きして懇親会をさせていただき、「コミュニケーションツールとしての食事」も実践致しました。やはり美味しいお酒と美味しい食事があれば、人は笑顔になれますね!
「口から食べる」ということの大事さを改めて考え直す機会となり、ご講義いただいた内容を日々の治療場面に活かしていけるようにスタッフ一同邁進していきたいと思います。
早川先生、遠方からお越しいただき本当にありがとうございました。スタッフ一同改めて御礼申し上げます。