インフルエンザ PART2

2017年2月12日日曜日

未分類

t f B! P L
作業療法士の森谷です。

前回のブログでも触れていましたが、インフルエンザが流行する時期を迎えています。インフルエンザの予防には、免疫力を高める事が大切です。免疫力を高める方法は、バランスのとれた栄養摂取、規則正しい生活が大切だと言われます。更に「運動をする」こと「体温を上げる」を合わせて行なうとより一層のインフルエンザ予防に効果があると言われています。
今回は、免疫力を高める運動と体温についてまとめました。
適度な運動を行うことで免疫力が高まることは科学的に証明されています。
運動を行うことでエネルギーを消費し、体温が上がり、身体の各所で様々な代謝が行われます。
そういった身体内部の変化から免疫系が刺激を受け、その機能が高まると言われています。
ここで注意が必要なのはその刺激量で、適度なものであれば免疫系の機能が高まりますが、過剰であった場合は逆に機能が低下してしまいます。
では、どれくらいが適度な運動なのでしょうか?これは、年代によって効果的な運動の強度というものが変わってきます。

子供~20代前半くらいまで
⇒多少激しい運動を行っても免疫力は高まります。
40歳前後のアラフォー世代
⇒少しきついと感じる程度のスピードで行う有酸素運動が最適です。1日30分、週3回以上が理想的です。
60歳以上の高齢者
⇒日常生活の中で、1日7,000歩を目安に歩く習慣をキープすることで、免疫力が高まることが確認されています。

「冷えは万病のもと」とよく言われますが、この言葉は免疫力と体温の関係を非常に的確に言い表しています。一般的に、体温が1度下がると免疫力が約30%低下すると言われています。その理由は、体温が低いと免疫の主役である白血球の機能が低下してしまうからです。さらに、体温が低いと身体の血流も低下。白血球が身体の隅々まで運ばれなくなってしまい、ダブルで影響を受けてしまいます。逆に言うと、体温を上げて血流も上がれば、それだけで免疫力も高まるということです。体温を上げるための方法は、筋肉をつける、湯船につかる、食事を工夫することなどが効果的です。

筋肉は熱を発生させる場所でもあるので、筋肉がつけばそれだけ体温も上がりやすくなります。まずは先ほど挙げたような簡単な有酸素運動から身体を動かす習慣をつけ、慣れてきたら少し筋肉に負荷をかけた筋トレを行ってみましょう。
最近はバスタイムに湯船に浸からずシャワーだけで済ます人も多いようですが、湯船に10分浸かれば体温は1度上がると言われています。1日1回、お風呂で体温を上げる時間を作るようにしましょう。
食事は、身体を冷やす食べ物・飲み物を避け、身体を温める作用のある根菜類や、エネルギー代謝に使われるビタミン・ミネラルを摂るように心掛けましょう。

うがい、手洗い、免疫力UPでインフルエンザを撃退し、今年の冬を乗り切りましょう!

ヘッダーリンク:順番変えない

検索

アーカイブ

過去の投稿

ラベル

QooQ