転倒予防

2014年3月13日木曜日

未分類

t f B! P L

当院のリハビリテーションスタッフも年々充実し、現在 約60名となりました。
4月には新たに7名の理学療法士・作業療法士が入職します。
フレッシュマンの若さとやる気に負けないよう頑張ります!!

当院は手稲区金山にあります。山と川に挟まれ、雪も多い場所にあります。
毎年、山には鹿が出て患者様や私たちの目を楽しませてくれるのですが、
なぜか今年は・・・ちょっと寂しいです。

1年ぶりのブログということもあり、たわいない話から始めてみましたが、何をお話しするか悩みました~(ブログしめきり3日!焦るばかりで・・・)

そこで、今回は転倒について少しお話させてください。
➤ 60歳代が1年間に1回以上転倒される割合は30%といわれています。
➤ 転倒による「大腿骨頚部骨折」を受傷される90%の方が60歳以上であり
このうち30%の方が寝たきりや低い移動能力のまま長期経過をたどっているそうです

では、転倒してしまう原因とは・・・

①バランス感覚の低下、②関節・筋力の衰え、③薬の副作用、④視聴力低下、

⑤神経の動きの衰え、⑥外的環境

転倒原因には上記の6つがあげられます。

➤ 起立や歩行時には手や足・体の筋力やバランス能力が重要です
➤ 私達は視覚や身体の様々な感覚を統合し、周囲への注意配分・危険予測を行います

転倒予防には
➤ 筋力を鍛えること(特に足の筋力)
➤ 身体の柔軟性を高めること
➤ バランス機能を高めること
➤ 歩行能力を高めること(歩容の改善)
➤ 運動の習慣化や生活につながるように継続
では、転倒予防に必要な筋力トレーニングの一部をご紹介いたします。
ご家庭で簡単に行えるものです。

1.足踏み : 椅子など腰かけていただき、腕を組み左右交互にもも挙げを行います

2.片脚立ち: 手すりなどに摑まり、片脚ずつ持ちあげます

3.つま先あげ: 椅子に座るもしくは、手すりなどに摑まりつま先を持ち上げます

4.踵あげ: 「つま先あげ」の逆で踵を持ちあげます

5.足指じゃんけん: ゆっくりと足指を使用し「グー」「チョキ」「パー」を行います

☆ 痛みや疲労を感じた時には無理をしないでください
☆ 血圧の変動には注意してください

まだまだ多くの雪が残り、道路幅や歩道も狭く、足元も滑りやすくなっています。
転倒・転落には皆様、十分お気を付け下さい。

 

次は、言語聴覚士の永石さんです。

ヘッダーリンク:順番変えない

検索

アーカイブ

過去の投稿

ラベル

QooQ