こんにちは。作業療法士の有働です。
今年度の学会テーマは『生きる楽しさを感じる~健康・幸福の実現に向けて~』でした。当院からは口述・ポスター発表合わせて7演題を発表しました。(五十音順)
・石井夏海(口述):大切な作業の“意味”を知ることで作業療法士の視点が変化し、本当の協業に至った事例
・石田智哉(口述):脳卒中後うつ状態の作業療法の治療効果に関する文献レビュー
・有働克也(口述):家族をクライエント群と捉え、最後まで想いに寄り添うことができた事例
・神谷はづき(口述):肺がん末期のクライエントにおけるカナダ実践プロセスの枠組みがクライエントとセラピストの協業関係構築に有効であった事例
・小寺香蓮(ポスター):クライエントの安全性や意志を多職種で共有することで、環境が変化し主体的な生活を獲得した事例
・坂元悠太(口述):高齢者版・余暇活動の楽しさ評価法を使用した介入に関する文献レビュー
・下村未来(口述):認知症患者がお互いのピアサポートをきっかけに参加に結び付いた事例
今回の学会テーマ『生きる楽しさを感じる~健康・幸福の実現に向けて~』を基に上記演題名で発表させていただきました。今回の学会に参加し、生きる楽しさや健康・幸福は患者様1人1人違う中で、私たち作業療法士が1人1人の患者様と真摯に向き合い、その患者様にあった生きる楽しさや健康・幸福の実現に向けて考えていく必要があると改めて感じることができました。今後も作業療法士として真摯に患者様の生活構築の実現できるよう精進していきたいと思います。