こんにちは作業療法士の髙橋です。
北海道は、紅葉シーズンとなり山々の頂きには雪が見え始めてます。ここ札幌は、生活の利便性も高く車で30分圏に1000m以上の山も多く存在する自然豊かな環境です。私も三密を避けた日の出時間に山へ足を運んでます。(藻岩山)
毎年、この素敵なシーズンの到来ともに日本作業療法全国学会の時期でもあります。本来なら第54回日本作業療法学会は新潟で開催の予定でしたがCOVID-19の流行により中止となり、WEB開催となりました。発表者以外の学会参加が難しいこともあり予演会としてランチ研修を実施しました。(ランチ研修)
今年度の学会テーマは「作業の魅力・作業の力~暮らしを支える作業療法の効果~」当院から三演題を発表しました。(順不同)・若松來夢(口述):サービス付き高齢者向け住宅に入居する男性の場の再構築に着目した訪問作業療法 ―生活行為向上マネジメントツールの活用―
・柴田圭介(ポスター):COPM・AMPSを活用した家族支援により役割を再獲得できた事例
・有働克也(口述):心疾患患者に対する食事管理の支援―退院後生活を見据えた管理栄養士との協業―
コメント(有働)今回の学会テーマは、『作業の魅力・作業の力~暮らしを支える作業療法の効果~』を基に上記演題名で発表させていただきました。WEB上での発表・聴講でしたが、どの発表もテーマに沿った素晴らしい発表が多かったです。今後、日本の動向として高齢化がさらに進んでいく中で、作業療法士として今回の学会テーマを常に念頭におきながら、患者様の生活を支援していけるように精進して行きます。