当院でのレクリエーションの取り組みについて

2020年1月14日火曜日

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あけましておめでとうございます。2020年もよろしくお願いします。
作業療法士の古川です。


今回は当院で作業療法部門が中心となって各病棟で取り組んでいるレクリエーションを紹介させて頂きたいと思います。


 はじめに、昨今の日本は少子高齢化が進み、認知症を保有する方の急増が社会問題化しています。当院でも年々増加傾向にある認知症を併発した患者様への関わり方の一つとして、離床の機会の提供や周辺症状の軽減が目的の、小集団を利用したレクリエーションを作業療法士が中心となって企画・運営しています。各病棟では毎日それぞれの病棟の雰囲気や患者様の特徴に合わせたレクリエーションを行っていますが、ここでは年末年始に西病棟で行ったレクリエーションを例にあげます。


 大晦日には紅白歌合戦と銘打ったカラオケ大会を開催。いつもは聞けない患者様の元気な歌声が聞こえ、歌って下さった方には大きな拍手がおくられました。
 年があけてお正月には、福笑いやかるた、書初めやすごろくなど、昔なじみの遊びや行事で年末年始を楽しく過ごしました。初笑いもあり、今年一年も楽しく過ごせる予感がしました。


ほんの一部でしたが、私たちの取り組みを紹介させて頂きました。患者様にとって入院生活は毎日リハビリを行う大変な日々ですが、ほんのひと時でも安らげる場となり、そして意味のある有意義な時間であってほしいと願って毎日レクリエーションを行っています。そして、元気になったり、勇気をもらったり、笑顔がこぼれたりするのは患者様だけではなく、私たち療法士も同じだけ元気や勇気や笑顔をもらっているのではないかといつも思います。




カラオケ大会の様子







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